2020.09.10

9月10日、昭和女子大学は創立100周年を迎えました!

 大正9年9月10日、学園の創立者人見圓吉は、師弟が生活をともにして学んだトルストイの学校にならい、5人の同士とともに私塾「日本女子高等学院」を創設しました。まだ女性の高等教育や社会進出を拒み続けていた時流の中、「愛と理解と調和」を旨とする女性の力で、新たな世界を築かねばならないという情熱がつくりあげた学校。それが、昭和女子大学の前身です。
 本日、昭和女子大学は創立100周年を迎えました。
 大正14年に第1回卒業生が巣立って以来、これまでの卒業生は延べ97000名ほどになります。大きな節目を迎えることができる喜びを胸に、ご卒業生や地域の皆さま、本学を支えてくださっている全ての皆さまに感謝申し上げます。これから先の100年も、学灯を受け継ぎ、建学の精神で更なる飛躍を目指します。
本学では、学園の新しい時代に向けた取り組みとして、キャンパスの緑化と整備を推進しています。これまで、西キャンパス、大学1号館前の「ゆりの木広場」、正門通りの歩道整備を実施しました。
 また、学園全体が100周年を身近に感じられるよう、記念グッズやLINEスタンプ、学園イメージソングの制作や、「世界食堂」などの国際交流事業、卒業生インタビューなどを企画、実施しています。

 今年5月に計画していた「想い出の昭和女子大学・三軒茶屋」写真展は、教職員とご卒業生の皆さんが一丸となって、およそ2年がかりで準備を進めてきましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、来年春に開催を延期しました。
 多くの卒業生の皆さまに写真をご提供いただき、在学当時のエピソードを伺いました。より一層充実した内容をお届けできるよう、心を込めて準備を進めておりますので、もうしばらく楽しみにお待ちください。