Interview

SHOWAISM〜私のストーリー〜

貪欲にレベルアップを目指した学生時代
スキルだけじゃない 人として信頼される力も養えた大学生活

双日株式会社 
藤野真帆
人間文化学部
英語コミュニケーション学科(現:国際学部英語コミュニケーション学科)
2016年卒業

将来を考えて、英語力を磨ける大学を選びました

 高校時代、わたしの興味は「ファッション」と「英語」の2択でしたが、大学進学について両親と話をしたときに、「就職を考えると英語だよね」「海外とかかわる仕事がしたい」と気持ちがまとまりました。そして大学で英語を学ぶなら留学をしてみたいという気持ちもありました。いくつかの大学の資料を取り寄せ、「昭和ボストンへの留学が必須」の英語コミュニケーション学科は、親を説得する良い理由になると思ったんです。留学先では、寮暮らし。生の英語教育や国際交流を体験できるうえ、門限もあり、寮には先生もいる。親も安心して進学を許してくれました。

1年間の留学「Four Seasons Program(FSP)」が人生を変えました

現地で行ったボランティア

 英語コミュニケーション学科の学生は、半年間、1年間、または1年半の3つのプランから昭和ボストンへの留学期間を選びます。私の希望は1年半でしたが、両親と相談して1年間のFSPに決定。大学2年生の4月から1年間、行くことにしました。
 昭和ボストンでのクラスは、TOEIC(R)のスコアでランク分けされます。私の大学1年生終了時のスコアは380点でした。自分の実力に合わせた授業を受講できるので難しい、ついていけないということはありません。ただ、せっかく行くのだから発展的な授業を受けたい、このままではもったいないと思って、最初の2か月、それまでにないくらい頑張りました。休日もほぼ外出せずに勉強した結果、2か月ほどでスコアが650点までアップ!帰国直前の試験では730点まで上がりました。昭和ボストンでは、スコアに応じて特別なプログラムが用意されていて、600点でHonors Program(現地の大学Boston Collegeの授業参加)、そして650点で現地でのインターンシップに申し込めます。留学の後半は両方に申し込み、忙しくも充実した留学生活ができました。

語学学校の先生と友人

 英語力がアップしたと実感したのは、日本にいるときは日本語字幕付きで見ていた海外ドラマを、英語の字幕で見たとき。英語力が向上したんだ、とうれしくなりましたね。
また留学中は、国際交流関連のイベントにはよく参加していました。イベントで知り合った地元の学生と積極的に話をして、学生寮を見せてもらったり、一緒に学食でご飯を食べたり。そんな日本ではなかなかできない、現地の大学生のようなスクールライフが印象に残っています。
大学の授業とは別に、語学学校にも通学しました。韓国、イスラム圏、イタリア…いろんな国から英語を学びに来ているノンネイティブの人たちとたくさん友達になりました。イスラム教のラマダンについてなど、知識として知っていたことを、実際に見たり体験できたりと、文化的な交流ができたことが印象に残っています。ちなみに、今でも連絡を取り合っている人もいて、友人が日本に訪ねてきた際には私が東京都案内したこともありました。

帰国後も英語力キープを心がけました

 帰国後は、1年間の留学で身につけた英語が抜けるのが怖くて、英会話スクールに通い始めました。また、ハーバード大学の学生と一緒に東京観光をするなどの大学のイベントに参加したことも。おかげで、就職活動が始まるころにはTOEIC(R)の点数は更にスコアアップして845点に。入学時から比べると500点くらい上がったことになります。
 増澤史子教授の「ビジネスコミュニケーションゼミ」で、ビジネス英語を学びました。民間企業に勤めていたキャリアのある増澤先生の講義は、形式的なビジネス英語ではなく、実際のビジネスシーンで、どんなコミュニケーションやセールストークをすればいいのか、実用的な英語を学ぶものばかり。増澤先生は本当にスパルタでしたが(笑)、ハイレベルな授業で、鍛えられました。また私自身、ゼミ長をしていたので先生と連絡を取ることも多く、就職活動の相談にも乗っていただきました。

キャリア支援センターの助言がきっかけで就職先を決定

 入学当初、就職は「自分の好きなことを仕事にする」ことばかり考えていたのですが、大学3年生の夏休み、その考えが覆りました。それは、キャリア支援センターから外資系企業のインターンを紹介していただき、秘書として働いたことがきっかけです。仕事内容は、外国人顧客の対応や来客者の応対から、お菓子の補充や社内の電球の交換に至るまで何でも行っていました。わずか2週間でしたが自分の未熟さを痛感。何より「誰かのために働く仕事の大切さ」を感じたんです。
 就職活動を始めた当初、いくつかの業界説明会に行き、「アパレル」「商社」そして「広告」の業界に興味を持ちました。業界研究を行うなかで、モノを作る会社よりもモノを作って売る会社への興味が高まり、「商社」に行きたい、という気持ちがより大きくなりました。
 就職活動で特に力を入れたのが「OG訪問」。仕事内容や職場の雰囲気を伺えたのはもちろん、どんな雰囲気の方が働いているのかがわかるのが大きな収穫でした。数を重ねるうちに、それぞれの会社に勤めている方の雰囲気が「自分と似ている」「自分とは違う」とわかるようになったんです。

 今勤めている「双日株式会社」の第一印象は、「会社の人たちの仲がとてもいい」。きっと長く仕事を続けていくうちに、つらい業務に携わることもある。けれど、一緒に働く仲間が良い人たちだったら、きっと頑張れるんじゃないかと思ったんです。さらに、会ってくださった3人の先輩方がとても充実した社会人生活を送っていらっしゃって。“こんな社会人になりたい、こんな先輩方と一緒に働きたい”と思ったことも大きな理由でした。
 新卒での就職は人生の大切なターニングポイント。わたしはまず、自分のことを一番理解してくれている両親に相談。相談することで、私がひとりで考えているだけでは想像もつかないことを教えてくれました。それは親でなくても、大学の先生や友人でもいい。キャリア支援センターにも、嫌がられてないかなと心配するほどには、通いましたしね(苦笑)。
 というのも、いくら大学の先輩やその知り合いとはいえ、ほとんど面識のない方に相談するのは気が引けたんです。就職活動では、自分が親しくしている人、近い人に話してみて、その人たちからアドバイスをもらうことをお勧めします。

航空機リース事業に携わり充実した日々を過ごしています

会社の同期とランチ

 入社から本日まで、「航空機リース事業」に携わっています。私の所属しているチームは海外のエアラインやリース会社との取引が多く、英語の契約書の管理やクライアントのお金の動きの管理などが主な業務。大学で鍛えられたおかげで、専門用語を覚えるだけで契約書は無理なく読むことができます。逆に、課題は学生時代から苦手だった数字。入社当初は正直、伝票作成や計算などをこなすだけで精一杯でした。でも将来は、その分野も含めてエキスパートになっていきたいと思っています。
 事務職は、目標を見つけるのが難しい仕事かもしれませんが、もっとリース業務に必要なスキームや税務、経理の勉強をして、いつか職場の皆さんにアドバイスできるくらいのキャリアを磨ければと考えています。
 ちなみに学生時代に必死で学んだ英語は、社会人になった今、とても役に立っています。海外からのお客様をアテンドする際には英語で会話しますし、契約書を読んだり、メールを打ったりするときにも英語は必須。日常的に使っています。ちなみに、今もすぐに見返せるように、授業で使っていた参考書を職場のデスクの引き出しに入れています。

ゼミ仲間とは一生涯の仲間になりました!

 増澤ゼミで知り合った仲間とは、卒業後も定期的に会っています。ちょうど先週もみんなで集まって、食事をしたばかり。
 その増澤先生も2019年3月に退官。歴代のゼミ生たちを集めてパーティをしようという話になり、幹事になって1990年代卒から2010年代卒の卒業生に声を掛けました。結果的に50人もの卒業生が集まりました。もちろん先生のお人柄ありきですが、ここまで世代を超えて卒業生が集まることは今までになかったと先生に言われました。

真面目にコツコツと仕事をこなすことの大切さを昭和女子大学で知った

 会社の同期と話していて気づいたことがあります。他の大学に比べて、昭和女子大学は授業数が多いみたいです。しかも出席をとる授業も多く、宿題や課題も多いそうです。マンモス大学と違い、手の抜ける環境ではない。一般的に、“日本の大学は入学するのは大変だけれど卒業するのはラク”と考えられていますが、昭和女子大学ではそんなことは一切ありません。「学生は勉強する」という当たり前のことをさせてくれる大学なんです。特に、ゼミの課題は多かった思い出があります。夏休みの課題も課題図書3冊分の読書感想文とレポート、さらにテキストも何冊かありました。夏休みだからといってアルバイトや自由な時間ばかりではありません。半分以上は勉強に費やさないと課題が終わらない。就職活動中でも、卒論を並行して書いていた時期がありました。どれも大変でしたがいい思い出です。おかげで、同期には、“きちんとしている人”“真面目なキャラクター”と思われているみたいです(笑)。
 きっと社会人にとって、“何事もまず1度挑戦してみる”ということはとても大切なんだと思います。それがたとえ周囲から反対されることであっても、一生懸命取り組んでいるうちに周囲の人たちも認めてくれるはず。そうして得られた信頼は、きっといい人間関係を築いていく。そんな人として大切なことを、昭和女子大学で学べたと思っています。

藤野 真帆

(ふじの・まほ)

双日株式会社 航空産業・交通プロジェクト本部 エアクラフトアセット事業部 リース事業課

2016年 昭和女子大学 人間文化学部英語コミュニケーション学科(現:国際学部英語コミュニケーション学科)卒業

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